むかえる

理人

2011年02月14日 01:40




宮古島にかえってきてから今日まで、
私を訪ねてくれた人は数えるほどしかいない。

というか、ひとりである。

それは9月に遊びに来てくれた前職場の方だ。
沖縄本島の糸満の方なので、帰省ついでに宮古まで足をのばしてくれた。

10月に父が帰省したけれど、
この時はお葬式やそれとは別の親戚の集まりがあったりしたので、
私に会いに来た、というわけでもなく。
いや、いちおう会いに来てくれたのだろうけど、それはまあ、半分おまけのようなもの。
私が宮古にかえる前から決まっていた集まりであったし。


いつか遊びに行くよ!
と何人も言ってくれているけど、
やっぱり、沖縄の、しかも離島まではなかなか来られない。

それどころか、知り合いでもいなければミヤコジマという名前すら
知らないままの方もいただろう。

家族や友人が遊びに来ている、という話を周りから聞くと、
いつも少しうらやましかった。
島の人や島にいる人と遊ぶのももちろん楽しい。
でもそれとは別の楽しさが、少しうらやましかったりするのだ。


そんな中、
一番具体的に「遊びに行くよ!」と言っていた高校の同級生からメールが来た。
どうやら4月に遊びに来てくれるらしい。
しかも他の同級生も連れて。

どこまで実現するかまだ色々未定のようだけど、
遊びに来てくれるのは素直に嬉しい。

メンバーの名前はだいだい聞いたけど、
何人の人が来てくれるかな。


少し前まで、宮古島にかえってくるのがとても楽しみだった。
いまは、宮古島で友人をむかえるのがとても楽しみだ。

かえる、訪れる側からむかえる側になっている。
どこに連れて行こう、今から考えるだけでわくわくする。

みんな待ってるよ。


夏に行くよ!って言っている知人もいるし、
少しでも宮古を楽しんでもらえるようにしたいな・・・。



っと、その前に、旧十六日で島にかえってくる父をむかえなきゃだ。

 


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